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title. project 07

date. 2023

city. Zurich

size. mural painting 500m x 500m

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世界中の人たちで創る一つの壁画

昨年に続き、今年もCamp&Goで個展を開催しました。

今回の展示作品は、来てくれたみなさんのキミョカワ似顔絵を直接ギャラリーの壁に描いていって完成させる壁画作品になります。

会期前は、「100人が登場するストーリー性のある作品を創る」とアナウンスしたのですが、終わってみれば、253名もの方がモデルになってくださり、ストーリー性を加える隙間は全くありませんでした。

キミョカワって何?

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ここでキミョカワを説明しておくと、

奇妙なものって実は可愛くない?という私からの提案なのです。

脚色するのではなく、私の奇妙なもの大好きフィルターを通すと勝手に奇妙になってしまうのです。

私は描く前に必ず説明します。

「カリカチュア(特徴を誇張して描く)とは違い、キミョカワに描きます」と。

キミョカワに描かれると解っていながらも、どんどん奇妙に描かれていく自分の

似顔絵を前にして、みなさんはどんな心境なのでしょうか。

完成した絵を観ながら、「本当にそっくりだと思います」と伝えています。

それでも怒る人は誰もいません。むしろ爆笑してくださいます。

あえて可愛く・カッコよく描くことは失礼に当たります

 

可愛い盛りの幼児の方や、「去年のリベンジだ!今年は可愛く描いてね!」という方、

「去年タイミング逃しちゃったから今年こそ」と言って来てくれた方もいました。

YOU今年もいる?と連絡をくれたのは去年の個展で知り合った海外の方。

楽しいことが大好き!と元気いっぱい80代の女性。

文字通り、国籍年齢性別問わずたくさんの方が来てくれました。

あえて可愛く・カッコよく描くことは失礼に当たりますので、あるがままを描かせていただきました。

作品は真っ白な壁

私とうちの妻・ハリネズミ・ネコを含め、総勢253名のキミョカワ似顔絵で壁が埋め尽くされました。

ここからが作品の仕上げ、塗りつぶしをしていきます。

真っ白の壁から、キミョカワまみれの壁になり、

また真っ白な壁に戻ります。

​みんな簡単には隠れてくれませんでした。(4度塗り)

個展開催前と同様に、真っ白な壁のWhite Wall Roomはポップアップストアやギャラリーなどの多種多様な表現の場所として、

沢山の人たちに愛され続けています。

これまでと少し違うのは、なぜか人が微笑み立ち止まるこの真っ白な壁を、尊く思い、行けば必ず元気になれる大切な場所、

と思う人が少し増えたことではないでしょうか。

アーティストとして、作品で人を笑顔にできるのは1番の喜びです。

私を信じて開催を快諾してくれたこと、

ゴールが見えないまま終了まで走らせてくれたこと、

そして応援と学びを与えてくれたことへ。

Special thanks to…

Camp&Go

SPROUT

PYRAM ORGANICS & PLANTS

STRIDE LAB NISEKO

My family

and

everyone who supported this project.

IROCOLONY/DECNO

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​©IROCOLONY-OYAMA TOCHIGI JAPAN

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